オンライン英会話とSkype

2016年12月29日

オンライン英会話は、Skype(スカイプ)を使って受講するレッスンが一般的です。Skypeとは、マイクロソフト社が提供する無料インターネット通話サービスのことです。Skypeを使えば、映像と音声によるリアルタイム通話ができます。

Skypeは、マイクロソフト社が提供する専用ソフト(アプリ)をダウンロードしてインストールを行い、Skype名という任意の名前など必要情報を入力して登録することで、誰もが気軽に利用できます。

Skypeはパソコンならマイクロソフトが開設するSkypeダウンロードページから、スマホならGooglePlay(Androidの場合)やApp Store(iPhoneの場合)のアプリから、専用ソフト(アプリ)をダウンロードすることができます。

なお、Skypeには有料プランもありますが、無料のままで基本的な機能はすべて使うことができます。当然ながら、オンライン英会話を受講する場合、Skypeは無料のまま使い続けても何も問題ありません。

Skypeが必要なオンライン英会話の場合、新規登録画面ではユーザー名(英字。講師が呼びやすく覚えやすい短めの名前で良いでしょう)、Skype名、メールアドレスなど必要事項を入力して登録が完了します。

このため、Skype経由のオンライン英会話の場合、あらかじめSkypeをインストールしてSkype名を取得しておくと良いでしょう。

ここまで、Skypeの導入方法がさっぱり分からないという方や、オンライン英会話の登録時にSkypeの登録も同時に済ませたいとう方のために、オンライン英会話各社では、新規登録画面でもSkypeの導入ガイドやSkype公式ページへのリンクなどを提供し、スムーズにレッスン開始ができるよう配慮されています。

さて、オンライン英会話は映像と音声をやり取りするレッスンです。スマホの場合はカメラもマイクも内蔵されており、スピーカー機能を使えばイヤホンも不要です。

その一方、パソコンやタブレットの場合は、こうしたマイク機能やカメラ機能がない端末も少なくありません。こうした方は、ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体となったもの)やウェブカメラを別途購入する必要があります(オンライン英会話のヘッドセット)。

なお、講師の声が聞き取りにくかったり、周りに講師の声が聞こえないようにしたい場合はイヤホンまたはヘッドセットを用意すると良いでしょう。なるべくストレスフリーで体に装着するものを無くしたい場合は、ヘッドセットの代わりにマイク(必要ならスピーカーも)を用意しても構いません。

このほか、映像と音声の通話に加え、映像はオフにして音声だけの通話で受講できるオンライン英会話もあります。発音練習のときは映像通話が望ましいといえますし、自分の顔を見せながら表情も含めたコミュニケーションスキルの向上には映像通話をおすすめします。

スマホを使ったオンライン英会話(Skype)

オンライン英会話各社とも、スマホの活用への対応に力を入れています。講師検索、レッスンの進捗状況や予約の確認ができる管理画面など、スマホで閲覧する場合も非常に見やすく使いやすいサービスを提供しています(オンライン英会話とスマホ)。

Skype経由のオンライン英会話の場合、パソコンとスマホでは、チャット機能の使い勝手が異なります。パソコンの場合はキーボードでの入力もスムーズですが、スマホのタイピングは打ちにくいと思います。

また、スマホでオンライン英会話を受講する場合「Skypeでオンライン上の教材を見る」「チャットボックスを確認する」「Web辞書(辞書アプリ)を利用する」といったことが同時には出来ない点は注意する必要があります。

これらについて頻繁に使う授業であれば、別途キーボード(Bluetoothキーボードなど)を用意したり、教材はオンライン上のものならプリントアウトしておいたり画像に撮っておく(撮った画像を講師と共有する)か、オンラインではなく実物の教材を使ったり、スマホとは別に電子辞書などを用意するといったことで対応することもできます。

このほか、25分のレッスンでずっとスマホを持ち続けるのも大変ですから、なんらかの立てかけも必要かと思います。自宅でスマホ受講するなら、立てかけはあったほうが良いと思います。

これとは別に、Skypeのビデオ通話を録画できる無料アプリもあります。さまざまなアプリが出ていますから自分で気に入ったものを選んで録画しておけば、レッスン後に単語、発音、フレーズ、表現、反省点など復習することが可能です。

スマホでのレッスンは、調べ物をしたり、書き込みを行うことは苦手です。このため、どちらかといえば、新しい事柄を学ぶ教材より、定型的な表現の反復練習または以前のレッスンの復習がスマホには向いています。

現在ではオンライン英会話各社とも、途中でつまづいて調べ物をしたり、書き込みを行う必要を極力抑え、スマホでのレッスンに集中できる教材づくりに取り組んでいます。スマホでの受講に適した授業の実現によって、以前ほどパソコンとの使い勝手に差を感じることは少なくなっています。

その一方、スマホがパソコンよりもSkype経由のオンライン英会話レッスンで最も優れている点は、やはり時間や場所を問わず外出先でもレッスンが受講できるという点です。特に、チャットを使うことが少なく、特定の教材を使わない授業なら、スマホのメリットを最大限に活かせます。

例えばスマホを持って外出し、繁華街や観光地など日常とは少し離れた場所を動画で講師と共有し、講師に説明したり講師からの質問に答えるといったフリートークのレッスンは、英会話能力の向上に最適です(フリートークの学習効果を引き出そう)。

これは、風景やその概要、歴史的な背景や現状について話し合うことで、「文字以外の情報から文字情報としての英語で考え、それを伝達する」能力を鍛えるトレーニングとなります。英語での質問に英語で考えて応答する即応能力の練習にもなります。

また、スマホでSkype経由のオンライン英会話を受講する場合、映像をオフにした状態で、音声電話での英会話のレッスンを行うのも最適です。お互いの表情やジェスチャーが助けになる動画レッスンとは異なり、より英語で説明する能力が鍛えられます。

音声会話での英会話レッスンは、日常英会話や観光旅行などにとどまらず、コールセンターやクレーム対応、取引先との打ち合わせといったビジネス英語でも即応能力を高める優れたレッスンとなります。

現実の英会話で分からなかった点を聞き返したり、随時調べ物をしながらやり取りをするということはほとんど無いといえます。スマホを使ったSkype経由のオンライン英会話のメリットは、こうした実践的な状況への対処スキルを鍛えるレッスンで非常に高い学習効果があるといえます。

こうしたフリートークや音声会話の練習は、何も特に外出したり特定の状況に限定しなくても構いません。例えば、互いの近況について説明し、講師の話も聞き取って質問をしたり、逆に自分の説明に関する質問を英語で返すといったフリートークでも構いません。

その一方、花見や紅葉、お寺や初詣、電車・地下鉄や和食レストラン、オフィス街などに出て日本の経済・文化・歴史・習慣についてスピーチを行ってみたり、講師からの質問を受け付けるといったレッスンは、スマホの特性を活かしたオンライン英会話の授業となります。

Skype不要のオンライン英会話

ここでは、オンライン英会話でSkype以外の授業形式を採用しているレッスンのうち、特に代表的なネイティブキャンプを取り上げます。

ネイティブキャンプは指定された推奨ブラウザ、または、専用アプリをインストールすることで、Skype不要でレッスンが受けられるオンライン英会話です。

特にスマホで受講する場合、専用アプリの利便性は抜群ですし、小さな画面でも困るということはほとんどありません。教材もスマホに最適化されており、Skype不要のオンライン英会話では使い勝手が非常に良いレッスンといえます。

ネイティブキャンプは、待機している講師から選んで予約無しでレッスンを受講する場合は追加料金無しの月額料金だけで、24時間回数無制限で受講することができます。予約不要で講師にこだわらないなら、非常にコストパフォーマンスが高い授業といえます。

オンライン英会話のSkypeを録音・録画しよう

Skypeの音声や映像を録音・録画できるフリーソフト(アプリ)がたくさん出ています。授業を見直すことで聞き取れなかった点を理解できるまで繰り返し聞き直したり、発音やイントネーションの確認を行うことができます。

フリーソフトのなかには、オンライン英会話のSkypeレッスンを、講師と受講生の双方を録画、片方だけ録画、音声だけを録音、など、さまざまな収録モードを使い分けることができるソフトもあります。

録音・録画したレッスンは、発音やイントネーションだけでなく、自分がわからなかった箇所やつまづいた点を再検討したり、復習後の自分ならどう表現するか改めて再現するといった復習にも活用できます。

オンライン英会話でのSkypeの使い方

先述の通り、オンライン英会話でSkypeを使う場合、導入方法や使い方に関して、オンライン英会話サービス各社では新規登録画面、マニュアル、ヘルプページ(サポートページ)などを公式サイト内で公開しており、各社が推奨する設定に従って使えば問題はありません。

ここでは、オンライン英会話におけるSkypeの使い方について、Skypeのインストールやオンライン英会話への新規登録後に初めてレッスンを受講する場合、各サービスに共通する一般的な注意点を取り上げます(オンライン英会話スクールの使い方)。

まず、レッスンが始まる前に、講師から連絡先交換のコンタクトリクエストが届くため、これを承認します。なかなかリクエストが来ないという場合、Skypeが起動していない可能性があるため、レッスン前には起動しているか確認しましょう。

レッスン開始時間になると、講師からSkypeへのコールがあります。レッスン時間の前にはSkypeにログインしてオンラインの状態で待っておきましょう。

講師からのコールがあったとき、カメラのマークを選択したらビデオ通話、受話器のマークを選択したら音声通話となります。音声通話の場合、自分から講師の顔は見えますが、講師から自分の顔は見えません。

なお、講師からのコールのときにビデオ通話のマークが無く、音声通話のみのマークの場合は、講師の側もビデオコールを選択していないことを意味します。この場合は互いに音声通話となり、互いに相手の顔が見えません。

ビデオ通話と音声通話はレッスン中でも切り替えることが可能です。音声通話は、電話応対の練習をしたいと思ったときなどにも活用できると思います。

Skypeにはチャット機能があり、オンライン英会話においてもチャットボックスというスペースを開いて、自由に記述した内容やファイルを送付しあうことができます。送られたファイルを保存したり、チャット履歴を閲覧することもできます。

オンライン英会話におけるチャットボックスは、聞き取れなかった表現や初めて知った単語・フレーズなどを講師にタイピングしてもらったり、レッスン中に気づいた点を書き込んでもらってフィードバックをもらうこともできます(Skypeのチャットボックスを活用しよう)。

また、英文記事、画像、スクリーンショット、Excel作成ファイルなどを送付することでフリートーク、ディスカッション、ロールプレイングなどの題材に活用したり、レッスンで使いたいYouTubeや海外メディアのURLなどを貼り付けて送ることができます(オンライン英会話の教材)。

オンライン英会話におけるSkypeのチャット機能は、教材のやり取り、分からなかった表現を書き出してもらう、自作の英作文・英文手紙・英語企画書を送ってライティングの指導を受けるなど、レッスンの幅を大きく広げ、フィードバックを振り返って使える英語をどんどん増やしていける非常に大きな武器といえます。

また、こうしたきめ細かな配慮をしてくれるかどうかも、講師を選ぶ際のポイントにもなります。Skype経由のオンライン英会話は、その機能をフル活用できるかどうかが、学習効果を大きく左右するといえます(オンライン英会話の講師の選び方)。

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