オンライン英会話と英語学習を併行して行おう

2017年1月19日

オンライン英会話を進めていく上では、並行して受講生各自が英語学習を行っていくことも重要です。オンライン英会話だけで英会話の能力が身につくとか、ペラペラと喋れるようになるということはありません。

オンライン英会話、通学制の英会話スクール、海外留学などは、市販の教材や通信講座で独学を行う場合と異なり、リアルタイムで英語を話す相手と向き合い、実際に使える英語の習得に必要なアウトプットを増やせる最適な学習方法です。

英語が流暢に話せるようになるには、絶対的に話す量(アウトプット)が必要です。リスニング能力に関しても、話せない言葉を聞き取れるわけが無く、英語を話す相手との会話練習をどんどん積み重ねることは、とても大きな学習効果があるといえます。

このように、オンライン英会話などを賢く利用して上手に活用すれば、ほとんどの方は英会話の能力が向上します。ただ、「英語が話せるようになる」には、その土台となる基礎の部分を自習によって構築する必要があります。

オンライン英会話はこうした基礎的な部分にも対応し、土台作りからカリキュラムや教材を提供するところも数多くあります。ただ、こうした部分は市販の教材を使って独学で行ったほうが効率は非常に高く、これをオンライン英会話でやるとなると、相当な時間の無駄だと思います。

「オンライン英会話のレッスンだけですべての英会話の技能をまかなうことができる」といった、過剰な期待は禁物です。ただ、それは通学型の英会話スクールや英語の通信教育、海外留学の場合も同じことです。

どの場合を取ってみても、その授業やレッスンを受けただけで英会話がスムーズに話せるようになるということはありません。オンライン英会話に限らず、基礎的な英語の理解や教材の予習・復習など、自分で出来る英語学習を行う必要があるのは同じことです。

そもそも、「これを使うだけで英会話がマスターできる」などというものは存在しません。ただ、どの場合であっても、事前の準備や学習後の復習など、活用方法を変えるだけで、英会話の向上に大きく役立つものであることも同じだと思います。

このように条件が同じであるならば、オンライン英会話、通学型の英会話スクール、海外留学を比較したときに、やはりいつでもどこでも気軽に受講でき、非常に安い料金でたくさんの受講回数を重ねることもできるオンライン英会話の強みがあると思います。

オンライン英会話にも予習・復習を

英会話が出来るようになるには、文法や語彙など最低限の英語のルールについて理解しておく必要があります。ただ、最初から完璧である必要はありませんし、学校教育や受験勉強の英語のように、最初から最後まで理解する必要もありません。

重要なことは、使える英語が話せるようになるために、必要な部分の土台作りを行えば良いということです。こうした知識は、各自の英語スキルに見合った形で、無理せず順序よく習得していけば十分です。

例えば、挨拶や自己紹介が難なくこなせるようになっても、そこから一歩踏み込んだ英語が話せないという方や、ある程度さまざまな話題を広く喋れるが特定のテーマを掘り下げて話すことは苦手だという方は、文法や語彙の知識を引き上げることで上達する場合も多く見られます。

また、中・上級者のレベルアップに関しても、より深く立ち入った専門用語や特有のフレーズ、特定の場面で使用される表現など、高度な語彙力・文法力を強化することで、どんどん上達することが少なくありません。

こうした語彙や文法の知識不足を解消することで、何度同じレッスンを受けても上達が実感できないとか、結局同じレッスンの繰り返しという状態を抜け出し、よりスムーズに英語が話せるレベルアップにつながります。

オンライン英会話が初めての本格的な英会話の学習という超初心者の方でも、中学レベルの英語の文法さえあれば、さほど苦労すること無く受講することができると思います。語彙に関しては、後述通りレッスンとともに少しづつ増やしていくこともできます。

また、オンライン英会話では、レッスンの受けっぱなしが最も好ましくないことだと言えますし、レッスンを受けるたびに上達したと実感できる学習効果を自ら作り上げていくことができます。

オンライン英会話のレッスン前に、使用する予定の教材を一通り読み、分からなかった単語、文法、発音を調べておきましょう。レッスンのなかで言ってみたい事柄や使ってみたいフレーズを英語でなんというのか調べ、リストアップするのも良いでしょう。

もちろん、書き出した単語や表現、使用予定の教材を声を出して読み、意味、綴り、発音も確認します。レッスンでは、自分で調べておいた単語やフレーズをどんどん試していきます。

オンライン英会話では、英語の発音や使い方に間違いがあれば、その都度丁寧に指摘したり、一緒に発音の練習をしてくれる講師も数多くおられます。こうしてレッスンのなかで自分が調べたことをどんどん使っていき、講師からのフィードバックをもらいます。

レッスン後は、講師の指摘を踏まえて自分が調べた語彙や、レッスン中に新たに出てきた自分が知らなかった単語や表現など、発音や綴りを確認し、自分で声を出して復習します。使用教材も含め、自分でスムーズに言えるまでくり返し声を出すことが重要です。

また、講師からのフィードバックも確認し、今回のレッスンはどんなテーマだったか、どんな話題を話したかを振り返り、簡単なメモでも良いのでパッと見て思い出せるように、その内容や感想を英語で書き出し、記憶にとどめておくと良いでしょう。

こうしてオンライン英会話の前後で、予習と復習を行うことで、レッスンをこなすごとに表現の幅が広がり、レッスン内容とそこで発見した内容を結びつけることで、次回以降のレッスンで使えるようになる英語をどんどん増やしていくことが可能となります。

予習・復習と言っても、なにも学校教育の英語のように知識を詰め込むわけではありませんし、時間が無い方は10分程度でサッと済ませても構いません。また、義務感でやっていても、楽しくないものは習得しにくいですし、特に予習は毎回絶対やらないといけないというものでもありません。

この予習・復習をやる効果は、オンライン英会話のレッスンごとに、何を学んだを確認し、その学んだことは次回以降に活かせる知識として蓄積されていくことにあります。レッスンごとに得るものがあったという実感と、それに伴う英会話の向上を得ることができるといえます。

自分で出来る英語学習

オンライン英会話で本格的な英会話レッスンを受けるのと並行して、自分で出来る英語学習を進めることも、英語の基礎を固めるという点で必要です。英語も一定のルールに基づいて話される言葉である以上、必要最低限の知識はインプットしておきます。

具体的には、英会話でよく使われる単語や熟語、表現やフレーズをボキャブラリー集を使って覚えていったり、日常英作文の参考書を使って日本語をすぐに英語に置き換えて話す練習をしたり、リスニング教材で早く正確に聞き取る訓練をするといったことが挙げられます。

もちろん、受験英語とは異なり、単にすべてを同時に行って勉強する必要はありません。自分が足りないと感じている部分を必要に応じて補強すれば十分ですし、強制的な義務感を感じて無理に行う必要もありません。

大事なことは、実社会の英会話に必要な使える英語の習得にあたって、自分がここは理解不足と感じているところを自分のペースで学び取ることです。また、発音が気になる方は、発音用の教材を活用するのも良いでしょう。

こうした英語の土台作りの多くは、市販の教材を使って独学で行うことができます。市販の教材は、数多くの英会話量をこなして使える英会話の技能を定着させることは苦手ですが、一通りの基本的な英語の知識の習得には最適な学習方法といえます。

現在では、学校教育や資格対策とは異なり、実践的に使える英会話に役立つさまざまな英語教材が市販されています。自分の目的や用途に応じて気に入った本を使うと良いでしょう。

なお、オンライン英会話のうち、DMM英会話では、提携出版社の市販教材から定評のあるものを豊富にカリキュラムに含めています。こうした情報も、市販の教材選びの参考になります。

また、レアジョブでは、スカイプカウンセリングにおいて、レアジョブ英会話での教材・カリキュラムの種類、期限、量についての目標はもちろん、市販の教材や効果測定の方法まで含めたトータルな目標設定をすることができます。

このように、オンライン英会話のなかでも、レッスン以外の部分を含めたトータルな学習支援・学習相談を行うサービスが増えてきています。英会話の上達に行き詰まっているが、何から始めたら良いのか分からない方は、こうした点も検討すると良いでしょう。

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