自己紹介は適度にとどめ、本題を中心に

オンライン英会話では、講師との自己紹介は適度な範囲にとどめ、本来受けていきたいレッスンを中心に受講するよう心がけましょう。もちろん、オンライン英会話の学習の成果は、講師との良好なやり取りを通じて出来るものだということも留意しましょう。

オンライン英会話で初めて選んだ講師の場合、まず確実に挨拶や自己紹介から入ります。オンライン英会話はレッスンごとに講師を選ぶ予約制が一般的であり、初対面の講師とは互いをなんと呼べばよいかや、受講の目的、レッスン内容について話し合うことから入ると思います。

オンライン英会話のうち、レッスンリクエスト(要望)機能があるサービスの場合は、レッスンの予約ごとに自己紹介をどれだけの長さやってほしいか、あるいは、自己紹介自体を早く切り上げてレッスンに入りたいかといった希望を出すことができます。

こうした機能の有無に関係なく、レッスン内容の自由度が高いオンライン英会話の場合は、レッスンの冒頭で、自己紹介も含め、自分の英語スキルや教材・レッスン内容の希望を講師に伝えることができます。

自己紹介は初心者の学習効果が高い

特に、英会話学習は初めてという初心者の方であれば、違ったタイプの講師をどんどん選び、挨拶や自己紹介の定型的な基本表現を習得することも重要だと思います。

初心者の方の場合は、まずは英語で話せる内容自体を持ち合わせておらず、挨拶や自己紹介を通じて基本的によく使うフレーズをどんどん使っていくことが重要です。

そこから次第に話題が広がるようになり、その話題に沿った語彙や表現を身につけていきます。初心者なら、沈黙を作らず、英語を通じた講師との良い関係づくりが目標といえます。

自己紹介から話題を広げ、互いの国の文化や流行、趣味や特技、学校や会社のこと、好きな食べ物や映画など、自分で考えて英語で一通り話せるようになることが、とりわけ入門~初級レベルでは、脱ビギナーをクリアするための重要なレッスンといえます。

自己紹介と言っても型通りのプロフィール紹介では退屈ですし、オンライン英会話では初心者に優しく、会話をしていてとても楽しい講師がたくさんおられます。文法や発音の誤りも適切なタイミングで指摘してくれる先生が多く、高い学習効果が期待できます。

この段階なら、はまっているスポーツや音楽の話題、会社員なら許容される範囲で仕事の内容や自分のやりがい、お母さんなら子育ての話題など、話してみたいことを用意して、それをどう表現したらよいのかあらかじめ調べておくと良いでしょう。

調べるのは無料のWeb辞書(英辞郎、Weblioなど)がありますし、言ったみたい単語や使ってみたい表現をリストアップしておき、レッスンごとにどんどん試してみると、会話も弾みますし、大半の講師は使い方の間違いを丁寧に指摘してくれます。

このように、自己紹介から話題の幅を広げ、それとともに、言ってみたいことをどんどん試してみて、レッスン後のフィードバックで次回以降自分で使える英語にすることで、英語で話せる内容と語彙・表現を大きく伸ばすことができます。

英会話初心者のうちは、まずは講師との間に沈黙を作らず、英語を通じて相手と良い関係が出来るようになることが主たる目的といえます。自己紹介から広がるさまざまな話題を通じて、話題に沿って用意した単語や表現をどんどん試すと良いでしょう。

これをさまざまな講師と繰り返していくうちに、英会話の楽しさが体感できてくると思います。その一方、こればかりを長くても2~3ヶ月続けていると、英語力の成長の頭打ちが来るかと思います。それは、自己紹介以外の英語力が習得していないためです。

中級からは自己紹介中心から卒業を

英会話の中級レベルというのは、挨拶や自己紹介は難なくこなせるようになり、そこから広がったさまざまな話題について、変な間合いが出来ること無く会話できるようになった段階といえます。

自己紹介は、基本的な表現を身につける初級レベルを脱するのには最適なレッスンです。ただ、これを卒業すべきときが必ずやってきます。自己紹介中心のレッスンは、自己紹介以外の英会話能力が身についているわけでは無いのです。

挨拶や自己紹介は一通り出来るようになり、オンライン英会話のレッスンに物足りなさを感じるようになった方は、むしろ初心者のレベルは卒業して良い時期だといえます。

中級レベルなら、ニュース記事を使った速読、音読、要約、ディスカッション、質疑応答や、ディスカッションの題材を使って、レッスンごとに特定のテーマに的を絞り、さまざまな分野のより深い英語表現や語彙を習得していくことをおすすめします。

それとともに、レッスンごとに特定のテーマを本題とすることで、まとまった考えを英語で理解したり、それに対して自分で考えて英語で表現するといった、一歩踏み込んだ英語コミュニケーション能力の練習がおすすめです。

このように、特定の目的がはっきりしている受講者にとっては、自己紹介はなるべく短くして切り上げ、レッスンの本題に入っていきたいところだと思います。

初心者は、用意した話題に沿って単語や表現をどんどん試すことで、自己紹介でも基本的な英語力を広く習得できます。その一方、脱ビギナーなら、特定の分野に踏み込んだ英語表現・語彙の習得と、まとまった考えを理解したり伝達できる能力を練習しましょう。

オンライン英会話では、ある程度挨拶や自己紹介にも慣れてきた段階の方なら、後述通り、あれこれと話題を手広く行わず、自分が希望するレッスンに関わる内容に絞って、スマートに済ませるのが賢いやり方だと思います。

自己紹介は手短でも有益

そもそもオンライン英会話には、初心者を除けば自己紹介は不要なのでは無いかと思われる方も多いと思います。しかし、決してそうはならないと思います。オンライン英会話は、特にレッスン内容の自由度が高いほど、講師の特徴や受講生との関係が、学習効果に大きく影響します。

講師選びに関しては、レッスンを予約した時点で、講師一覧からさまざまな講師検索を行い、少しでも自分に合いそうな優秀な講師を選ぶことができます。その一方、講師とフレンドリーな関係で、お互いに気持ちよくレッスンを進めるには、講師だけでなく、受講生自身も、前向きかつ明るい気持ちで、良好な姿勢で臨む必要があります。

もちろん、オンライン英会話のレッスンは1回あたり25分が一般的です。少しでも自分が受講したいレッスンに時間を割きたいという気持ちもわかります。初心者を除けば、いたずらに長く自己紹介を取ることで、高い学習効果を得るわけでもありません。

例えば、学校の課題や会社の英語資料を確認してもらいたいときは、先に学校ではどんなことを学んでいるかや会社での自分の業務内容を説明し、本題に入りやすくなります。

また、ニュース記事や海外メディアを題材にしたレッスンが受けたければ、レッスンの冒頭で導入部分として、そのテーマにどうして自分が興味を持ったのかを話してみるのも良いかと思います。

初心者のうちであれば、自己紹介からさまざまな話題に分散し、広く基本的な語彙や表現力をつける練習になるのですが、ある程度英語力が身につき、レッスンの本題に早く入りたい方は、自己紹介では本題に関係する事柄に話す内容を絞り、スマートに自己紹介からレッスンに移行できる方向に持っていくと良いでしょう。

自己紹介は、その後のレッスンをスムーズに進める潤滑油のようなものです。挨拶を兼ねた手短なもので構いません。レッスンの冒頭で軽く行い、本題のレッスンにスムーズに移行しやすく、話題が分散しないように、スマートな自己紹介で十分だと思います。

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