オンライン英会話でロールプレイング

2017年1月27日

オンライン英会話では、ロールプレイングのレッスンを行うことが、初心者から上級者まであらゆる英語レベルの方におすすめできます。ロールプレイングとは、その名称通り、講師と受講生が役割を決め、特定の状況のもとで会話を行う練習のことです。

ロールプレイングは、買い物をする、レストランで注文する、空港や駅などで手続きを行う、医者に診てもらう、交通事故にあう、ホテルの予約を取る、国内で外国人に話しかけるなど、実にさまざまなシチュエーションを想定して行われます。

また、ロールプレイングはビジネス英会話でも使われます。店頭でお客様に応対するとき、オペレーターとして顧客からの問い合わせに応じるとき、取引先との交渉、銀行の窓口など、講師と受講生が役割を決めて行うことが一般的です。

ロールプレイングは、台本(スクリプト)を事前に用意して、これに沿って行うことが一般的です。これを聞くと、「そんなやり取りが実社会に役立つわけがない」「その台本通りに進むはずは無い」と思う方も少なくないかもしれません。

むしろロールプレイングは、初めからさまざまな特定の状況下で使われる定型表現について、一度にまとまった形で習得することに最大のメリットがあります。

ロールプレイング通りの英会話が実際の生活やビジネスシーンであるわけがないのは当然で、その自由な英語表現のベースとなる基本の型を身につけることが、ロールプレイングの最大の目的です。

ロールプレイングをやってみることで、非常に多種多様な英語表現の土台となる典型表現を数多く理解することができます。こうしてどんどん自分が使える英語表現を蓄積していくとともに、これらを駆使して自由に話す英語表現の幅が広がっていきます。

もちろんそれだけでなく、ロールプレイングは実際の会話をシミュレーションすることで、さまざまな場面に遭遇しても動じない、英会話の予行演習となります。

さらに、定型的な基本表現をについても、自分に即した形でカスタマイズできたり、講師と受講生がそれぞれアドリブを出し合うことで、瞬間的に即応できる英会話のトレーニングにもなります。

オンライン英会話でロールプレイングを行う場合、英語の意味や発音、文法的な意味での使い方の間違いがあったときは、講師から適切な指摘を受けられます。こうした講師からのフィードバックを活かして、より良い英語表現のコツを習得することもできます。

ロールプレイングは、特に英語を習得したい目的がはっきりしている方が、それに対応したシチュエーションで行うのに大きな学習効果を発揮します。さまざまなロールプレイングを行うだけでなく、自分が使える英語を駆使して話す練習を行うフリートークなどと上手に使い分けるのが良いでしょう。

オンライン英会話でロールプレイングの始め方

オンライン英会話でロールプレイングを始める場合、まずはスクリプトの用意です。スクリプトは、ロールプレイングを行う台本です。オンライン英会話各社が提供する教材にも、レベル別・場面別にロールプレイング対応のスクリプトがたくさんあります。

その一方、DMM英会話、レアジョブ、ネイティブキャンプ、ラングリッチ、産経オンライン英会話、エイゴックスなど、各社提供の教材の使用は任意であり、使用教材やレッスン内容を自由に要望(リクエスト)できるオンライン英会話が数多くあります。

オンライン英会話では、自分で持ち込んだ教材やレッスン内容を希望できる場合が多く見られます。この場合、ロールプレイングにおいても、自分で用意したスクリプトを自由に提案できるサービスが一般的です。

ロールプレイングのスクリプトを自分で用意する場合、TOEICの問題集や公式サイトがおすすめです。非常に豊富な題材が詰まっており、いろいろな状況を想定して盛りだくさんだといえます。

自分で教材やレッスン内容をカスタマイズできるオンライン英会話の場合、フリートークレッスンを選んで使用教材やレッスン内容に関するリクエストを伝える形を取るサービスが多く見られます。

DMM英会話やレアジョブなど、多くのオンライン英会話では、レッスンの予約時点で希望するレッスン内容を選択したり、自由に記述して「こんな流れのレッスンを行ってほしい」と伝えることができるため、これを積極的に活用しましょう。

レッスンが始まったら、用意したスクリプトを共有してロールプレイングの開始です。オンライン英会話はSkypeを使って通信する受講形態が一般的であり、Skypeのチャット機能や共有機能を使ってスクリプトを講師に送信して共有することができます。

その一方、ネイティブキャンプなど、Skypeを使わないオンライン英会話も一部に見られます。ネイティブキャンプでは、Googleドライブなどファイル共有サービスを使って教材を共有することを許容しています。

もちろん、レッスンの冒頭でも、「~のスクリプトを使ってロールプレイングを行いたい」「~という進め方をお願いしたい」という希望はしっかり伝えます。台本通り出来たら、講師と受講生で役割を交代するのも良いでしょう。

ロールプレイングに慣れてきたら、アドリブを入れていっても良いと思います。一通りのレッスンが終わったら、講師から必ずフィードバックをもらっておきましょう。

ロールプレイングのポイント

ロールプレイングは、会話素材を使うのが最もやりやすいのですが、先述通り、TOEICの問題集や対策教材には使える英語表現がたくさん含まれており、特におすすめといえます。

例えば、お店で買い物をするときも、店員さんに色やサイズ違いのものが無いか、自分のクレジットカードが使えるか、在庫が無いものを取り寄せてもらえるか、入荷予定はいつごろか、といったやり取りを練習します。

海外旅行の場合も、入国手続き、空港や駅・バスなどの窓口、ホテルのチェックイン・チェックアウトなど、さまざまな場面から特定のシチュエーションを想定して英会話の練習を行うことができます。

ロールプレイングは、日本国内を想定することもできます。困っている外国人観光客に声を掛ける場合や、外国人に話しかけられたときなど、英語を使うあらゆるシーンを想定して、こなした状況の数だけ英語表現の幅が増えていくはずです。

もちろん、ロールプレイングは日常英会話や旅行英会話だけでなく、ビジネス英会話でも使えます。外資系企業を想定した採用面接、英語圏の顧客を相手にした電話応対、取引先との英語での交渉、英語資料を使ったプレゼンなどをこなすことができます。

ロールプレイングは何もスクリプトをなぞって、その通り読み上げることだけがレッスンではありません。その役柄をしっかり演じきって、強弱をつけて発音しながら、リズミカルな会話のやり取りを実践することが重要です。

また、せっかくオンライン英会話でファイルを共有できる機能があるのですから、地図を使って道案内をする、神社・お寺・お城などの写真を使って説明する、Googleスプレッドシートなどを使って会社のプレゼンや企画会議などのロールプレイングを行っても良いでしょう。

ロールプレイングはやればやるほど、TPOに応じた適切な英語表現が身につくレッスンとなります。実際の英会話でその通りにならなくても、まずは基本の型を習得することで、実社会におけるさまざまなバリエーションに富んだ英語表現のベースを作ることができます。

ロールプレイングでしっかりと使える英語表現の基本を身につけ、ここで習得した英語表現をもとに、フリートークやディスカッションなどで自分が学んできた英語表現をフル動員して使いこなす適用力を向上させる使い分けが重要です。

もちろん、オンライン英会話は講師とより良い関係を作ることが重要です。受講生によく声をかけてくれる講師もたくさんいますし、自分から講師を気遣ったり、感謝の気持ちを率直に伝えることで、ロールプレイングにも非常に良い影響を与えるといえます。

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