オンライン英会話の講師の選び方

今回は、オンライン英会話の講師の選び方を取り上げます。

一般的なオンライン英会話は、レッスンごとに講師を選ぶ予約制が主流です。在籍講師が数百人以上というサービスも多く、DMM英会話やレアジョブでは数千人という規模の講師を抱えています。

多くのオンライン英会話では、講師一覧や講師検索のシステムから自分に合った講師を選べますし、講師の個別ページでプロフィールが公開されています。また、ほとんどの場合、何度も受講したい講師をお気に入り(ブックマーク)に登録できる機能を備えています。

講師の個別ページでは、顔写真、年齢、性別、学歴・経歴、講師歴、趣味・特技、専門分野、得意な指導分野など、各講師のプロフィールを詳しく公開しています。

ただ、特に初めてオンライン英会話を使う方の場合、最初のうちは顔写真を見て、イケメンのネイティブ講師や感じの良さそうな女性講師を選んでしまうという傾向に陥りがちです。

確かに容姿端麗な講師と話をするのは楽しいことですし、才色兼備な講師の方も少なくありません。ただし、それはオンライン英会話を受講する本来の目的とはかけ離れている気がします。

見た目だけで講師を決めるのは、数多くの優秀な講師から自分に合った講師選びができるオンライン英会話の使い方としては、とてももったいない使い方だといえます。やはりここは、受講生それぞれの目的や目標に見合った講師選びが望ましいといえます。

また、大半の講師は指導熱心かつフレンドリーで、初心者にも丁寧で優しかったり、間違いも適切に指摘してくれたり、優秀なだけでなく教え方をよく心得た方ばかりといえますが、中には受講生への態度に問題があったり、不熱心・不親切という講師も稀に存在します。

これに対し、DMM英会話、ネイティブキャンプ、QQEnglishなどでは、受講生から講師への5段階評価やコメントを書き込んだり閲覧できる機能が備わっています。これがなかなか辛口な書き込みだったり、本音のドライなコメントですし、講師選びには非常に参考になります。

この他のオンライン英会話でも、お気に入りの数や講師歴などから絞りこめるなど、より良い講師の選び方の仕組みにさまざまな工夫を行っています。ここでは、主要なオンライン英会話の検索選びのシステムを例に、上手な講師の選び方を取り上げていきます。

DMM英会話の講師選び

DMM英会話では、講師に受講生からの5段階評価・評価コメントを書き込んだり閲覧できる機能がついており、これは良い講師選びにとても役立ちます。講師一覧や検索結果を、評価順・おすすめ順・新着順に並び替えることもできます。

講師一覧からは、国籍、性別、年齢、日本語サポート、講師歴3年以上、TOEIC対応、ビジネス英会話、キッズ向け、初心者向け、上級者向け、スピーキングテスト対応、数学英語対応、IELTS対応、 『Let's Go』対応、英検対応、メディカル英語対応、ネイティブ講師といった条件で絞り込みができます。

また、フリーワード入力の講師検索にも対応しており、「フリートーク」「ライティング」「ディスカッション」「スピーチ」などのレッスン内容や、「教員」「コールセンター」「経済」「流行」「スポーツ」といったプロフィール内容から選ぶことが可能です。フリーワード検索は個別ページの説明も検索対象になっており、非常に便利です。

講師の個別ページでは、国籍、性別、年齢、講師歴、出身校、趣味、好きな映画が確認できます。自己紹介の動画、お気に入り件数、5段階評価の平均スコア・評価コメント、講師からのメッセージ、スタッフコメントもおおいに参考になります。

レアジョブの講師選び

レアジョブは受講したレッスンを5段階評価できる評価システムがあります。この評価結果は公開されず、コメントを書き込む仕組みはありません。その一方、この受講生からの評価をもとに、より良い講師を増やし、評判の悪い講師は控えてもらう仕組みがあります。

レアジョブは、この評価の平均点が高い講師にはGood Tutor Award(優秀講師賞)を授与したり好条件を与え、平均点が低い講師にはレッスンを一定期間停止して改善が必要な項目の指導やトレーニングを行い、稀に著しく低い評価など問題講師を見つけた場合は解雇することもありうるとしています。

レアジョブでは講師一覧をブックマーク順、講師歴順、新着順に並び替えることができます。講師検索では、日本語OKの講師について「日本語ALL」「簡単な会話は可能」「日常会話は可能」と細かく絞り込む機能が便利です。

レアジョブの講師は、フィリピン大学の在校生・卒業生・大学院生が多くを占めており、知的水準が高い講師が多数在籍しています。講師の学科や趣味は細かく指定した選択から絞り込み検索ができます。

このほか、フリーワードによる検索機能は無いものの、年齢の幅を指定したり、TOEIC教材多め、初心者向き、ビデオレッスン多め、「Side by Side」対応、TOEFLスピーキング対応という講師の特徴から選択して絞り込むことが可能です。

講師の個別ページでは、講師の特徴をアイコンで表示するほか、講師歴、日本語レベル、大学・専攻、Self-introduction、趣味、職歴が掲載されます。特に、Self-introductionは講師の自己PRとして、おおいに参考になりますし、音声による自己紹介もあります。

ネイティブキャンプの講師選び

ネイティブキャンプも、受講生からの5段階評価・ユーザーレビューがあるオンライン英会話です。講師一覧は、ユーザー評価順、レッスン回数、レビュー回数順に並び替えることもできます。

講師一覧では、年齢、性別、講師名、新登場の講師、日本語OK、フリートークが得意といった特徴や、初心者・カランメソッド・日常英会話(初級・中級・上級)、キッズ、ビジネス、TOEIC、発音など、コースバッジ保有者で絞り込むことができます。

コースバッジとは、ネイティブキャンプ独自の講師評価システムです。各コース独自の試験を通過した講師に対して、3段階のコースバッジが授与されます。ネイティブキャンプでは、受講したい内容に応じたコースバッジ保有者の講師がおすすめです。

また、基本的に講師は全てのコースを扱えますが、カラン、キッズコース、TOEIC、発音コースはコースバッジの付与された講師のみレッスン可能です。

なお、ネイティブキャンプは、月額料金だけで回数無制限の「今すぐレッスン」と、追加料金が必要な「予約レッスン」という2つの受講形態があり、講師一覧でも、「今すぐレッスン可能」な講師で絞り込むことができます。

講師の個別ページでは、自己紹介動画、5段階評価の平均スコア、レッスン数、予約数、スタッフからの紹介、自己紹介文、フォトギャラリー、ユーザーコメント、コースバッジのコースごとの内訳、この講師を選んでいる受講生の世代、特徴、趣味・関心などが確認できます。

オンライン英会話の講師の選び方まとめ

オンライン英会話の講師の選び方は、ひとそれぞれです。すべてに共通しているのは、自分の目的や目標に合った適切な講師選びといえます。

例えば、講師のなかでも、明るくて会話が楽しい講師はフリートーク、きれいな英語を話す講師は発音練習、自作の英文企画書・英字メールなどの添削指導が丁寧な講師はライティングに向いています。また、模擬面接やプレゼンの練習には、社会人としての職務経験がある講師を選ぶと良いでしょう。

もちろん、初級・中級・上級といった英語レベルに選んだり、文化・流行、政治・経済、科学・医療といった得意分野で選ぶと、英会話の実力アップとともに、英語表現の幅を広げてくれる機会が得られやすくなります。

オンライン英会話の講師は、大部分が指導熱心で丁寧かつ知的水準の高い方ばかりです。万が一、受講生への態度が不適切だったり、レッスンに集中できてなかったり、不親切・不熱心な講師に当たった場合は、ごくまれなケースと言えますが、サポートに報告したり、次回からは選ばないようにしましょう。

オンライン英会話における大部分の講師は、それぞれの在籍国で高い教育を受けてきた知的水準の高い方々です。それと同時に、わからない点を適切にフォローしてくれたり、受講生の様子を見て柔軟に対応してくれる講師が多く、より良い教え方に慣れた方がたくさんおられます。

オンライン英会話では、気に入った講師をお気に入り(ブックマーク)に登録できる機能が一般的です。自分に合うと思った講師を何人か登録しておいて、レッスンの目的や内容に応じて使い分けるのが賢い使い方だと思います。

あとは、自分の現在の英語スキルと補強したい技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)、受けてみたいレッスン内容や教材、話題に取り上げたいテーマなどに応じて、講師を選ぶと良いでしょう。

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