どうやったら英語が話せるのか?

2017年1月21日

今回は、そもそも「どうやったら英語が話せるのか?」という点に踏み込んで説明していきます。そこから、オンライン英会話を単に受講するだけでなく、最大限の学習効果を引き出す学習方法を考えていきます。

まず、オンライン英会話を受講していれば、特に初心者の方は、徐々に挨拶や自己紹介に慣れてきて、以前に学習した内容や基本的な定型表現を使えば、それなりに英語で話すことに緊張はしなくなってきてくると思います。

さすがに緊張して何も言えないとか、英語で何も言えること無く講師との間で気まずい沈黙が出来てしまうとか、そういったレベルは多くの方が脱するでしょうし、ほとんどの方はパターン化されたやり取りの範囲なら比較的容易に到達するはずです。

ただ、そこからもっと踏み込んで、思ったことをパッと英語で口にできたり、想定外のことを聞かれて即興で話すといった、英語を自由に使いこなす能力を身につける段階で、そこまで行かずにつまづいてしまう方が、決して少なくありません。

入門レベルや基礎レベルで覚えたことは容易に口から出るし、そこで学習した典型的なフレーズや関連用語程度なら難なく話せる方も、思ってもいなかったことを聞かれて瞬間的に英語で表現して答えたり、自分が言いたい内容を好きなように話すことはできない状態は、多くの受講生が陥りやすい段階だといえます。

講師の指示に従って基本的なフレーズを真似てみたり、新たな英文を自分の身についたと実感できるまで繰り返し声に出して練習することも、英語の基本的な土台を作る上ではとても重要です。ただ、それだけでは、自然に英語が口から出る段階には至りません。

オンライン英会話のレッスンを受けただけでは、なんとなく感覚的に覚えた事柄や前に習った表現を使うことは出来るものの、英語をアドリブ的に話すというか、その時その場に見合った瞬間的な英語表現の技能は、なかなか上達しないものです。

この原因はとても単純です。自分のなかで使える単語やフレーズや文法的な知識といったベース部分が足りないこと、そして、それを使いこなして駆使する絶対量が足りないことだといえます。

このうち後者に関しては、オンライン英会話のレッスンそのものが、英語で会話して英語を学ぶレッスンスタイルであり、教材を使う場合でもフリートークの場合でも、英語で話す絶対量をふやすためのアウトプットとしては最適な学習方法といえます。

その一方、英語を話そうにも話せない原因は、そもそもその英語を話すための知識や使い方といった蓄えが無いことにあるといえます。単語や表現、フレーズは日本語を英語に置き換える言葉そのものですし、意味が伝わるように置き換えるための文法的な知識も必要です。

まずは大量のインプットを行おう

英語が話せるようになるには、まずは単語、表現、フレーズ、文法的な知識など、大量のストックを作ることに尽きます。話せる事柄を知らないのに話せるようになるわけが無いため、特に初心者の場合は、この基礎的な知っておくべき事柄のインプットに集中しましょう。

英語を学習しはじめた段階から、脱ビギナーを目指す過程において、自由に英語で発話ができないという方は、この自分が使える英語表現の絶対量が足りないことが、最も大きく影響していると思います。

単語や表現、フレーズなど基本的な語彙力について、綴り、意味、発音を一体的にたくさん覚えていくことを重視しましょう。また、これらを使いこなすベースとなる文法についても、基本はしっかりと学習していきましょう。

語彙力の強化には、比較的長めの英文を掲載し、実践的な使い方のなかで単語、熟語、定型表現、フレーズなどを豊富に学習できる単語集が各社から出ています。速読速聴・英単語(増進会出版社)など、定番の参考書から気に入ったものを選んで学習しましょう。

文法に関しては、中学英語レベルの英文法の知識を習得すれば、日常英会話には十分です。学校教育のように知識を完璧に詰め込む必要はありませんし、英会話に必要な部分を必要なだけまとめた社会人向けの参考書がたくさん出ています。

「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」(学研)や「中学3年間の英文法を10時間で復習する本」(中継出版)あたりが良いかと思いますし、自分で選んだ本を1冊決めて取り掛かるのがおすすめです。

発音に関しては、正しく発音を矯正することで、英語の音が口から出るようになり、それとともに英語が聞こえるようになる効用があります。自分が話せない言葉を正確に聞こえることは無いため、発音の基礎固めはリスニングやスピーキングへ良い学習効果をもたらします。

発音の基礎は、発音記号をマスターし、学校教育ではなおざりにされがちだった正しい発音の矯正を行うことです。NHK出版の『「やり直し英語」から始める 「ビジネス英語」3か月トレーニング』のように、発音時の口の形を詳しく掲載し、発音の仕方を正しく学びながら、音声認識能力を高めることができる優れた参考書がおすすめです。

さらに、オンライン英会話は、すべてのやり取りを英語で行うのが基本です。日本語OKの先生もおられますが、あまり日本語に頼りすぎても、一向に上達しないでしょう。とはいえ、オンライン英会話と並行して、基礎的なリスニング能力を作っておきたいものです。

リスニングの基礎を作るには、ジャパンタイムズの「英語で読む日本昔ばなし」など、あらかじめストーリーを知っている内容を、平易な英語でまとめて大量に聞くことで、聞き取れる力を蓄えることができます。

基礎を固めて英会話を実践する

ここまで取り上げた教材ひとつひとつは、実際にペラペラと喋れる英語の能力が身につくものではありません。それはやはり、さまざまな英語表現や知識を駆使しながら、数多くの英会話をこなして身につけるオンライン英会話の最大のメリットといえます。

その一方、ここまで取り上げてきた語彙、文法、発音、リスニングの基礎的な知識や技能を大量にインプットすることは、オンライン英会話でも出来ないことはありませんが、時間がかかりすぎて効率的とは言えません。

こうした基礎的な部分を作り上げることは、市販の教材で費用を抑えつつ、優れた参考書がたくさんあるため、独学によって効率よくインプットすることができます。

その一方、これを使いこなして英語が即興的に口から出るためには、オンライン英会話で瞬間的に反応するレッスンを積み重ねることが最適な学習方法といえます。

はじめのうちは、語彙、文法、発音、リスニングを大量に自分の頭のなかに仕入れていきましょう。学習した事柄はオンライン英会話のレッスンでどんどん試していくと、使い方や発音が間違っていたら適切に指摘してくれる講師もたくさんおられます。

とにかく初心者のうちは、参考書でまる覚えした典型的なフレーズしか言えなくても気にすること無く、参考書で大量のインプットを行い、オンライン英会話で大量のアウトプットを行うことに集中しましょう。

このことを徹底して継続することで、自分が知っているだけでなく、自分が使えるようになる英語が増えていきます。そのうちに、単に語彙を理解しただけでなく、似たような表現に言い換えたり、正しい文法で表現できたり、より高度な言葉に置き換えるといったことが出来るようになります。

また、単純な定型表現ばかりを繰り返していたのが、それを状況に応じて言い換えたり、自分が伝えたい気持ちに重心を移すように表現できたり、いくつかの文法事項を積み重ねた複雑な表現ができたりします。

このほか、レッスン中に限らず、普段から、特定の話題やトピックスについて、これはどういうことが起きているのか、それに対して自分はどう思っているのかを、英語で書き出してみる訓練をおすすめします。

はじめのうちは、日本語で思いついた事柄を、辞書を助けに英文に置き換えて書き出すということで構いません。だんだんできるようになったら、英語で思いついたことを英文で書き出すようにしましょう。

DMM英会話、レアジョブ、ネイティブキャンプ、ラングリッチ、産経オンライン英会話など、フリートークレッスンが選べるオンライン英会話なら、これをレッスンに持ち込んで添削してもらったり、一緒に発音練習をお願いしたり、ディスカッションの題材にすることもできます。

このように、最初のうちは大量にインプットした基礎的な事柄をどんどん試していくことで、定型的な基本表現しか言えなかった自分が、それを自分で加工したり、即座に応答できたり、自由な英会話が成り立つようになるはずです。

そのために、語彙、文法、発音、リスニングのしっかりとした基礎を固めつつ、オンライン英会話で積極的にアウトプットを行うことで、基本からだんだんと複雑でまとまった考えが表現できるようにレベルアップしていきます。

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