オンライン英会話はいつまで続けたら良いのか?

オンライン英会話はいつまで続ければ学習効果が出るのか?という点は、どなたでも考えることだと思います。結論を先に言えば、週2~3回の受講で1年というところが目安だと思います。できれば週3回の受講が望ましく、上級者なら週4回でも良いと思います。

オンライン英会話のなかには、ジオスオンラインやQQEnglishのように、自社開発のオリジナル教材での受講が基本で、一貫したカリキュラムを提供する場合もあります。

その一方、DMM英会話、レアジョブ、ネイティブキャンプ、ラングリッチ、産経オンライン英会話、エイゴックスなど、各社が提供する高品質な教材やカリキュラムの利用は任意であり、自分で自由に教材を持ち込んだり、レッスン内容を希望することができるオンライン英会話が一般的に幅広く見られます。

また、オンライン英会話では、レッスンごとに数百人~数千人の在籍講師から講師を選ぶ予約制が主流です。何度も受けたい講師はお気に入り(ブックマーク)に登録できる場合が多くみられます。

ただ、オンライン英会話はレッスン内容の自由度やカリキュラムの柔軟性が高く、講師を自由に選べる予約制が一般的ということは、担任制の講師が継続的に目標の設定・修正や到達度の確認を行うことが無いということでもあります。

これを補うため、オンライン英会話では、各社が独自に開発したレベル別診断テストを提供することが一般的です。各自の目的や目標に応じて、受講のペースやレッスン内容を決められるだけでなく、セルフチェックも行うことができるのがオンライン英会話です。

また、オンライン英会話ではまだ少ないのですが、日本人専門スタッフが定期的・継続的な英語学習全般の相談に応じるカウンセリング制度を設ける動きも、徐々に広がっています。

ただ、やはり率直に疑問として浮かぶのは、オンライン英会話について「いつまで続ければ」英語が話せるようになるのか?という点だと思います。自分がこのまま受講し続けていて大丈夫なのか?と、誰もが一度は不安に感じる点だと思います。

何をもって英語が話せるようになったと言えるのかという定義も、個々の受講生によってさまざまな考え方があるでしょうし、実際の上達のペースもひとりひとり違うものではあると思います。

ただ、ここで一般的な目安を考えてみることで、これから受講する方にも、現に受講している方にも、オンライン英会話に取り組む上で参考になると思います。

オンライン英会話初心者が中級者になるには

オンライン英会話を週3回のペースで受講し続けたとして、これが初めての英語学習という初心者の方は、挨拶と自己紹介を言うのが精一杯だと思います。この段階は、まずは英語を話す楽しさを体感することや、沈黙を作らないことが重要だと思います。

この時期は、オンライン英会話と並行して、インプットに時間をかけることも重要です。次のレッスンで使ってみたい単語・表現や、次回使用予定の教材で分からないフレーズなどを一通り予習し、レッスンでどんどん使っていきましょう。

間違いがあれば適切に指摘してくれる講師がたくさんいますし、発音の確認も一緒になって行ってくれます。レッスン後には、講師からのフィードバックや、レッスン中に新たに知った単語・フレーズもあわせて総復習し、次回以降のレッスンで使える英語にしましょう。

この段階なら、変に緊張したり気負うこと無く、フリートーク中心のレッスンでも構いません。特定のテーマを決めておいて、それに沿った単語・表現を予習・復習するのも良いでしょう。これを3~4ヶ月は続けていくと、脱初心者というレベルが見えてくると思います。

また、お買い物、空港での手続き、役所・銀行・交通機関などの窓口、病院や冠婚葬祭など、典型的な場面を想定したロールプレイングで、よく使われる基本表現を一通りクリアするのも良いでしょう。これも予習・復習を通じて、大きなインプットが得られます。

挨拶や自己紹介は難なくこなし、フリートークにもある程度慣れてきたら、脱ビギナーということを考え始めても良い時期です。そこまでは、参考書に載っているような定型的な基本表現をそのまま使うか、多少いじる程度の英会話でも構いません。

自己紹介からのフリートークにも慣れてきて、基本的なボキャブラリーもかなりの程度身についてきて、典型的なフレーズを工夫すれば講師との会話も成り立つようになってきたら、中級レベルのレッスンに入っても良い頃でしょう。

初級と中級の違いですが、初級は、パターン化された典型表現をベースに、広く浅く、さまざまな話題についていける程度に基本的な語彙や英会話の能力をクリアするのに対し、中級は、さまざまな特定のテーマにあたることで、各分野に立ち入った単語力の強化や、ある程度踏み込んだ考え方を聞き取ったり表現できる能力の強化といえます。

中級用教材の代表的なものには、英字ニュース教材やディスカッション教材が挙げられます。特にDMM英会話、レアジョブ、産経オンライン英会話など、英字ニュース教材を随時更新し、さまざまなレベル別に音声やニュース動画を公開しているものもあります。

英字ニュース教材は、速読、音読、要約、用意された設問を使った質疑応答、記事を題材にした意見交換やディスカッションなど、リスニングやスピーキングにとどまらず、リーディングやライティングを鍛えるレッスンにも使える非常に優れた教材となります。

また、特定のテーマを取り上げた記事に集中することで、各分野の関連用語や特有のフレーズなど、日常英会話よりも踏み込んだ英語表現の習得が可能です。これをいくつものテーマを使って繰り返すことで、総合的な英会話能力のレベルアップとなります。

英文ニュース記事を使ったレッスンは、特定のテーマを掘り下げて英語で理解し、講師との間のディスカッションを行うことで、平易な日常英会話を乗り越え、一定のまとまった考えを英語で聞き取って正確に把握したり、自分の考えを英語でまとめて正しく表現する練習にもなります。

この段階でも、ディスカッションやリーディングによる発音の矯正そのものを学習の中心にしたいものですし、使用予定教材の単語や言ってみたい表現などの分からなかった語彙は事前に調べておくことをおすすめします。

こうした中級段階のレッスンも、目安としては、週3回受講して3~4ヶ月続ければ、非常に幅広い分野の英語表現能力が身についてくると思います。全くの初心者の方がここまでたどり着くのには、トータルで6~8ヶ月だと思います。

オンライン英会話上級者まで1年は頑張ろう

オンライン英会話が提供する中級用教材やディスカッション教材など、既存の教材ならどんなテーマでもこなせるという自信がついてきたら、上級者向けレッスンに移行して良い時期です。

この段階なら、自分で持ち込んだ教材の使用やレッスン内容のカスタマイズがOKというオンライン英会話なら、各自の目的や目標に応じた題材やレッスン内容をどんどん提案して良い時期です。

また、即興性の高いレッスンを提案して、その場で英語での応答ができる瞬間的な英会話能力を訓練することもおすすめです。例えば、初見の英文を速読し、1分間で自分の考えをまとめ、3分間でその英文に関するスピーチを行って、スピーチ内容や発音を講師に評価してもらうといったレッスンをお願いするのも良いでしょう。

あるいは、YouTubeや海外メディアの動画ニュースを講師と一緒に閲覧し、講師に質問をお願いしたり、動画の内容について討論形式のレッスンをお願いしてみましょう。

これは、映像という文字情報以外の英語から文字情報としての英語に置き換え、相手の考えを正しく理解したり、自分の考えをまとめて表現する能力の訓練となります。

このほか、より高度な英会話能力が試されるロールプレイング教材を使うのもおすすめです。英語での採用面接、英語資料を使ったプレゼン、外国人顧客への応対など、主にビジネス英会話を中心に、複雑な英語表現や専門的な関連用語を鍛えることができます。

上級者レベルのレッスンを一通りクリアできるのは、やはり週3回の受講を前提にすれば、3~4ヶ月というところでしょう。全くの初心者から考えると、1年は頑張っていきたいところが目安だと思います。

オンライン英会話はいつまで?:まとめ

ここまで、オンライン英会話で英会話が上達する道を考えてきましたが、どの段階の場合でも、オンライン英会話の予習と復習は欠かさないことや、基本的な文法や語彙の理解が足りない場合には、自習も並行して続けることが重要です。

また、レッスン内容の自由度が高いオンライン英会話なら、今回はこういうレッスンをしたい、こういう技能を磨きたいといった、受講生から積極的にレッスン内容をリクエストしていきましょう。

もちろん、少しでも自分にあったより良い講師を選ぶことも重要ですし、講師からたくさんのフィードバックをもらったり、分からなかった点は放置せず、その場でどんどん質問して解決することも重要です。

オンライン英会話各社では、レベル別の診断テストを提供していますし、3ヶ月に1回など自分でテストを受ける頻度を決めて、学習の到達度を確認し、その後の学習内容や重点課題の修正に活かすこともおすすめします。

オンライン英会話で上級者に到達しても、英語学習に終わりという概念は無いと思います。高度な英会話能力を追い求めるほど、非常に豊かで複雑な英語の表現能力を身につけることが続けられるといえます。

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