オンライン英会話のヘッドセット

2016年12月30日

今回は、オンライン英会話のヘッドセットを取り上げます。ヘッドセットは、パソコンやタブレットなど、レッスンを受講する通信端末にマイクやスピーカーの機能が備わってない場合、必要になる機器といえます(オンライン英会話とSkype)。

ひとくちにヘッドセットと言っても、価格帯は数百円から2~3万円のものまで、実にさまざまです。また、ヘッドセット自体の大きさや接続形態、付帯する機能も多種多様です。

当然ながら「安くて良いもの」が最も望ましいのですが、聞こえてくる音声が途切れ途切れになったり、ノイズが入ってオンライン英会話どころではないといったことでは困ります。

ここでは、オンライン英会話に使えるヘッドセットについて、価格帯だけでなくサイズや機能面も含め、非常に数多くの機種をタイプ別に紹介していきます。ヘッドセット選びに迷っている方も、何を重視して購入すべきかの参考になさってください。

オンライン英会話のヘッドセットの選び方

まず、価格面を重視する方なら、安くても1000~1500円以上のヘッドセットをおすすめします。最もよく売れていて、メーカー側も力を入れているのは、3000~7000円の価格帯の機種だと思います。

メーカーで選ぶなら、ロジクール、エレコム、サンワサプライ、バッファロー、ゼンハイザーコミュニケーションズ、クリエイティブ・メディアあたりは手頃な価格帯のヘッドセットを取り揃えており、購入しやすいメーカーといえます。

また、プラントロニクス(PLANTRONICS) 、Sharon、Jabra、ソニーなどは、中価格帯以上の高機能なヘッドセットや、非常におしゃれでコンパクトな個性派機種を取り揃えたメーカーといえます。

オンライン英会話のヘッドセット選びでは、パソコン・スマホなどとの接続方式も重要です。大きく分けてピンジャックやミニプラグでの接続、USB接続、ワイヤレス接続(Bluetooth)に分類できます。

ピンジャックやミニプラグでの接続は、一番簡単に接続できますが、ノイズ音を拾ってしまうのが難点です。USB接続は、ノイズの影響を受けにくく音質面では有利です。ただし当然ながら、USB接続はUSB端子の無いオーディオ機器では使えません。オンライン英会話以外に使うことが無ければ、USB接続で良いと思います。

ワイヤレス接続のヘッドセットは、Bluetoothという規格を採用した機器が一般的です。デジタルの伝送方式でノイズに強く、有線ケーブルでつなぐ必要がありません。

ただしワイヤレス接続は、以前に比べてBluetoothのバージョンアップや機器メーカーの努力による改善が見られるものの、音質面はやや劣ります。

これについては、音楽再生ではかなり低下するものの、オンライン英会話などの通話音声では、明らかな違いは感じられないレベルかと思います。これは、音楽再生と通話音声では、データの圧縮方法が異なるためです。

オンライン英会話で使うヘッドセットの選び方では、接続方式以外に、装着方式の違いも見逃せません。これには、オーバーヘッド、カナル型、インナーイヤー、耳掛け型、ネックバンドといった方式があります。

オーバーヘッド型のヘッドセットは、頭にかかる部分(ヘッドバンドといいます)があり、古典的なヘッドホンの形態です。大きなサイズが多くて室内向きといえますが、折りたためるタイプなどもあります。

カナル型は、イヤホン部を耳の奥に差し込むタイプのヘッドセットです。ケーブルが非常に細くて短く、遮音性が高いため屋外に最適です。ただし、耳の奥に差し込むことを敬遠する方もおられるでしょうし、振動やコードの擦れた音が伝わりやすいのが難点です。

インナーイヤーは、耳の穴のあたりに掛けて使うタイプです。イヤホン部が小さく、ケーブルが細くて短めなのもカナル型に似ています。カナル型に比べて耳の穴に差し込まず、音が出る部分が広めのため、気軽に使えるものの音漏れが多いことがデメリットといえます。

耳掛け型は、クリップを耳に引っ掛けて装着するタイプのヘッドセットです。耳を覆うイヤーカップ部分(ハウジング部分といいます)がインナーイヤーよりもやや大きめです。両耳に装着せず片耳に装着し、Bluetooth接続を採用した機種が多く見られます。

耳掛け型はハンズフリーのワイヤレス接続が一般的で、屋外に最適です。ただ、音漏れがしやすいという弱点もあります。

ネックバンドは、頭の後ろから首にかけて装着するヘッドセットです。オーバーヘッドのようにヘッドバンド部が頭の上からかからないため、髪型が崩れることが無い利点があります。

ただし、ネックバンド型は後ろから締め付けるため、ややきつめの装着となります。メガネをかけている方や、長時間装着をつけ続ける方には不向きでしょう。

ここまで、オンライン英会話に使えるヘッドセットの選び方を見てきました。音漏れの問題に関しては、通話音声の場合、一般的には音楽再生の場合ほど影響が大きくは無いと思われます。このほか、装着した感覚の違いや使い勝手の良さを考慮して選ぶと良いでしょう。

オンライン英会話にヘッドセットなしで受講できるか

オンライン英会話は、ヘッドセットなしでも受講できます。パソコン、スマホ、タブレットでは、マイクやスピーカーが内蔵された機種なら、ヘッドセットなしでも全く問題ありません(オンライン英会話とスマホ)。

ただ、オンライン英会話各社では、ヘッドセットの使用を推奨するところも多くあります。また、レッスン中に講師からヘッドセットなしではなく、何らかの機器を用意するようお願いされることがあるかもしれません。

これは、ヘッドセットなしの状態で内蔵のマイクとスピーカーを使用すると、マイクがスピーカーの音も拾ってしまうため、講師の側が受講生の音声を正確に聞き取りにくくなるケースがあるためです。

こうした状況を避けるために、ヘッドセットなしのまま受講するわけにはいかず、なんらかの対応が必要です。最初からパソコンなどにマイクやスピーカー機能が全く備わってないならヘッドセットが必要ですが、それ以外の方は、ヘッドセットに固執する必要はありません。

こうした目的であれば、ヘッドセットにこだわる必要は無く、内蔵マイクの使用は継続しつつ、内蔵スピーカーの代わりにヘッドホンまたはイヤホンを用意してもよいといえます。

オンライン英会話にヘッドセットは必要か

とはいえ、ヘッドセットはオンライン英会話において、とても必要性が高い機器といえます。やはりパソコンなどの内蔵機能に比べて、講師の声がよりはっきり聞こえやすく、自分の声が明確に伝わりやすくなるメリットがあります。

もちろん、オンライン英会話に使うパソコンなどに、マイク機能もスピーカー機能も備わって無い場合は、はじめからヘッドセットを使う必要が生じます。

その一方、先ほども述べたとおり、内蔵マイクと内蔵スピーカーでは、スピーカーの音をマイクが拾ってしまい、音が回ってしまう現象(ハウリング)によって、講師が受講生の声を聞き取れなくなります。

こうした現象を避けるためであれば、ヘッドセットを使う以外に、内蔵マイクは使い続けながら、内蔵スピーカーは使わずにヘッドホン(またはイヤホン)を使うこともおすすめです。

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