原書やオーディオブックを英語学習に活用しよう

原書やオーディオブックも、英語力の強化につながります。日常的な英語学習のなかで上手に取り入れることができれば、英語の理解度アップに貢献してくれます。ただし、目的や使い方を誤ると、結局なにも手につかなかったのと同じことになります。

今回は、原書やオーディオブックを英語学習に活用する目的やノウハウについて取り上げ、どういう方が何のために使うのがベストなのかを説明していきます(どうやったら英語が話せるのか?)。

原書はリーディングの強化に

英語学習に原書を取り入れた場合、最も効果があるのはリーディングです。これは、内容を細かく吟味しながらじっくり読む精読の場合も、細部は気にせず大まかな内容をザッと把握する速読の場合も、英語の文章を正確に読み取るという点では共通しています。

原書を読む学習法の最大のメリットは、自分が今まで習得してきた文法や語彙の知識を総動員して、英語の文章を意味をもったまとまりとして理解する能力の向上です。このため、原書を読む場合には、それぞれの英語能力のレベルに見合った本を選ぶ必要があります。

原書といっても、何も固く考えることはありません。気軽に読めるペーパーバックのなかから、自分の英語レベルに見合ったものを選んで、好きな時間に好きなだけ読むと良いでしょう(英語学習全体のなかでオンライン英会話を考えよう)。

ちなみに、ペーパーバックとは、本来は厚紙を表紙に用いず、安価な紙を用いて印刷された廉価版の本のことを意味します。つまり、もともとはハードカバーの対義語です。日本では主に、洋書のうちカバーがなく簡易な製本版を指す場合が多いといえます。

(洋書以外では、コンビニ限定で安価な製本や紙を採用した漫画本のコンビニコミックが該当しますし、デジタルブックとの対比で従来の紙書籍をペーパーブックと呼ぶこともあるため、間違えないよう注意が必要です)

英語学習における原書は、自分が持ち合わせているボキャブラリーや文法・構文といった知識をフル動員して、英語の文章の意味を早く正確に読み取るリーディングの強化にこそ意味があります。

原書で英語学習を行うポイントは、自分の現段階の英語スキルに見合った本が見つかるかどうか、そして何よりも、自分が楽しんで読める本であるかどうかにかかっているといえます(英語へのコンプレックスを克服しよう)。

自分の英語能力と照らし合わせて、あまりに難しいものを選ぶのは考えものですが、かといって、易しすぎるものを読むのも、英語力の向上にとっては意味がありません。読み進めるうちに時折は知らなかった語彙や表現の発見があって、新たに吸収できるものがある程度のものを選ぶのが理想的です。

また、自分に興味が無いジャンルの本を無理して読む必要はありません。仕事や進学など、必要がある場合を除けば、自分が好きなジャンルだったり、関心が高いジャンルの原書を読むと良いでしょう(単純な英文で英語のアウトプット力をつけよう)。

オーディオブックはリスニング強化に

オーディオブックとは、文字通り音声で朗読された洋書ファイルのことです。以前からカセットテープやCDに英語音声が収録されたオーディオテープがありましたが、インターネット上で購入するダウンロード販売やストリーミング音声が普及しています。

オーディオブックには、紙媒体の洋書が別売りになったもの、あるいはセットになったものが出ています。「音声だけ聞いて概要を把握する」「洋書を見ながら理解度を確認する」使い方を交互に行うことで、リスニングの訓練と、どこまで理解できたかのフィードバックが可能です。

オーディオブックも、ある程度の語彙や文法の知識が必要です。また、これも原書と同じですが、自分の好きなジャンルと、適切なレベルのものを選ぶことをおすすめします。その上で、オーディオブックと原書では、学習の目的に違いがあります(オンライン英会話と英文法)。

オーディオブックはリスニングの強化に適した非常に優れた教材です。朗読の音声は言葉に抑揚があるため、物語の雰囲気が伝わりやすく、さまざまな場面のイメージがしやすい利点があります。

また、ちょっとしたスキマ時間や外出先でも気軽に聴くことができるメリットもあります。原書を読むことに義務感を感じたり、しんどい気持ちを感じるくらいであれば、オーディオブックで楽しく学習することがより良い学習法だといえます。

自分が聴き取れない言葉を、自ら話し出すことは出来ません。スピーキングとリスニングは連動させることで学習効率が高まりますし、英語を自由自在に話すためには、まずは英語を聞き取る能力の向上を先行させるべきです。

英語が話せないという方は、英語を聞き取る訓練の絶対量が不足しています。その意味では、まずはオーディオブックでリスニングの経験値をどんどん高めていくことをおすすめします(多聴と精聴はどっちが良いのか?)。

その上で、原書を読むなど、リーディングやライティングの能力を高まるという方向を英語学習に取り入れていくというスタンスで良いと思います。話す・聴く・読む・書くという英語の4技能のなかでは、まずは話すと聴くを先行させ、その土台の上で読む・書くという能力の向上が最も効率的だと思います。

自分で選べないならオンライン英会話の検討を

それでも、自分に見合った原書やオーディオブックなど、英語スキルと自分の興味・関心が一致した学習法が見いだせないようであれば、オンライン英会話などリーズナブルな対話式の英語学習をおすすめします(オンライン英会話に効果はあるのか)。

オンライン英会話では多くの場合、自分のレベル診断テストが用意されています。これに基づき、各社が提供する豊富な英語教材を使うことができますし、そのなかには原書やリスニング教材も含まれています(オンライン英会話の教材)。

オンライン英会話は非常に多彩な講師陣のなかから、自分が気に入った講師を選んで予約することができます。また、各社が用意した教材にこだわらず、自分で持ち込んだ教材やレッスン内容をリクエストすることができます(オンライン英会話の講師の選び方)。

独学ではなかなか継続できないという方には、オンライン英会話が英語学習の伴走者として最適なサービスといえます。1回あたりの料金もリーズナブルですし、柔軟性では最も優れた英語学習法としておすすめです(違うタイプの先生をどんどん選んで受けよう)。

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