フリートークの学習効果を引き出そう

2017年1月21日

フリートークは、オンライン英会話のレッスンの受講スタイルのひとつであり、多くのオンライン英会話サービスで導入されています。今回は、全く教材を使わない場合のフリートークの活用方法を取り上げます。

フリートークは、オンライン英会話各社が提供する教材やカリキュラムの使用を前提とせず、自由にレッスン内容をリクエスト(要望)することができるレッスンです。「フリートーク」ですから、全く何も教材を持たずに、自由な英会話が挑戦できます。

特に英語の実力が身についてきた方には、習得したことを忘れないためというだけでなく、さまざまな語彙・フレーズや文法を駆使して英会話を実践することは、非常に楽しいレッスンになると思います。

ちなみに、「フリートーク」はいわゆる和製英語です。「フリートーク」という言葉が日本ではわかりやすく、初心者でもイメージしやすいため、当サイトでも「フリートーク」と表記しますが、講師との会話では「free conversation」が適切です。

オンライン英会話では、自社提供の教材やカリキュラムを基本とするサービスがある一方で、DMM英会話、レアジョブ、ネイティブキャンプ、ラングリッチ、産経オンライン英会話など、フリートークレッスンを選べば、自由にレッスン内容が決められるサービスもたくさんあります。

もちろん、こうした場合でも、各社が提供する教材・カリキュラムの活用も選べます。多くの場合は、レッスンを予約するごとに、提供されているカリキュラムかフリートークを自由に選べる形を取っています。

また、レッスン内容の自由度が高いオンライン英会話では、Skypeなどのチャット機能・共有機能を使って、自分が用意したファイルやネット上のさまざまな教材・ウェブサイトなどの題材を持ち込んだり、レッスン内容を自由に要望(リクエスト)することができる場合も数多く見られます。

こうした場合も、フリートークレッスンを選択する形を取る場合が多く、自分で持ち込みたい教材や受けてみたいレッスンの内容を、レッスンの予約時に伝えることができるサービスが多く見られます。

このように、自社開発や提携出版社の教材に基づく一貫したカリキュラムを用意する一方で、これらの使用は任意として、フリートークを選べば自由に教材やレッスン内容をリクエストできるオンライン英会話がたくさんあります。

特に英語のボキャブラリーや表現にバリエーションが出てきて、オンライン英会話の講師ともある程度は難なく話せるようになったという方には、全く教材を使わないフリートークを入れていくのは、非常に大きな学習効果があるといえます。

英語の単語やフレーズ、発音なども含めた知識は、次々蓄積する一方で使わないままだと、どうしても忘れてしまいます。英語を話す技能に慣れてきた方は、数回に一度はフリートークを入れて、いままでに習得した単語や表現をどんどん使っていきましょう。

フリートークによって、ここまでに覚えたことを忘れず、記憶のメンテナンスをするというだけでなく、自分が使える表現をたくさん駆使することで、英会話がとても楽しいと感じることができるはずです。これは非常に有意義で効果的なレッスンといえます。

フリートークのテーマを設定しよう

オンライン英会話におけるフリートークは、今までに習得してきた単語や表現をフル動員し、その英語レベルを維持するだけでなく、自分が使える英語を駆使できる能力を改めて確認することで、非常に楽しく意味のある学習効果が期待できます。

ただ、それ以上に、もっともっと英語表現のバリエーションを獲得し、さらに学習効果を高めることもできます。ひとつには、自分の目標や目的に沿ったテーマを設定することです。これだけでも、フリートークの学習効果は違ってきます。

「フリートーク」という、文字通り自由な英会話を楽しむだけでも、さまざまな単語や表現を使う練習になるのですが、ともすれば話題が散漫になったり、実社会で使うことがあまり無いような表現に偏るということも見られます。

近況を話しあったり、互いの国で起こった出来事や珍しい習慣を話したり、好きな食べ物や趣味・特技といった内容を話すことも無駄では無く、英会話の適切な練習になります。ただ、そのおしゃべりだけで終わってしまうのは、少しもったいない気がします。

また、フリートークをするというだけで、話の流れのなかで英語を使うというだけでは、実社会で話すことがあまり無いテーマだったり、実際に生活やビジネスなどでは使うことが無いような表現やフレーズに偏るといった可能性もあります。

フリートークでは、事前に自分でこういうテーマで話したいということを決めておく、レッスンの冒頭でその希望を講師に伝えておくと良いでしょう。もちろん、そのテーマは、自分が身につけたい英語表現の目的や目標に応じたものから自由に選びます。

何について練習しようか分からないという方であれば、「こういうとき何というんだろう」という、自分が習得しておきたい単語やフレーズが数多く出るような話題をテーマに選ぶと良いでしょう。

これを行うだけでも、自分が実際に使う機会のある英語表現を引き出し、実社会で用いることが多い単語やフレーズ、文法的な使い方や発音を積み重ねることが可能となります。テーマを特定することで、一つの方向に向いた英語力の向上が期待できます。

ただ、話題を特定しないフリートークで、そこで使われる英語が広く浅くなることも、これまでに積み重ねてきた英語の表現能力を維持し、習得してきたボキャブラリーやフレーズをまんべんなく使いこなす練習としては悪くありません。

フリートークは使い方ひとつで、さまざまなバリエーションを持った学習効果が期待できます。テーマを絞ることで特定分野の踏み込んだ語彙や表現能力を習得できますし、全くの自由なレッスンで今まで積み重ねてきた英語力を総動員した再確認ができます。

テーマを決めたフリートークレッスンを

ここでは、テーマを決めたフリートークレッスンを想定し、学習効果を最大限に引き出す活用方法を取り上げます。

まず、例えば、学生であれば自分の専攻についての話題に絞ったり、ビジネス英会話であれば自分の職種や実務内容から特定の専門分野を選んだり、海外旅行や留学の予定があるならそれぞれに絞った話題を話し合ってみることが挙げられます。

また、通訳ガイドや観光ボランティアなども考えられますし、そこまで特定のテーマでなくても、英語を話す友人や恋人と話したい話題を取り上げても良いでしょうし、もっと気軽なテーマでも構いません。

重要なことは、自分がもっと英語で表現できる能力を高めたいテーマで、自分が実社会で使う機会があるテーマを選ぶことです。これにより、既知の英語表現の確認にとどまらない、新たに使える英語の学びを発見することができるフリートークとなります。

もちろん、自分が知らなかった英語について、講師から出てくるのを待つだけでは十雨分な学習効果になるかどうかわかりません。特定のテーマを決めたら、あらかじめ自分でも言ってみたい事柄を英語でなんというのか調べ、リストアップしておきましょう。

リストアップした単語やフレーズは、意味や発音を確認し、短文を作っておくのも良いでしょう。また、繰り返し声を出して自分が使えるようになるまで練習しておきます。

こうして自分で用意した事柄は、レッスンでどんどん試してみます。発音や使い方が間違っている英語は適切に指摘してくれる講師も多く、返ってきたフィードバックを復習すると自分が使える英語表現の幅がどんどん広がります。

また、こうしたフリートークは、レッスンの冒頭で、「自分はこういうテーマでフリートークを行いたい」「自分で調べてきた単語や表現をどんどん試していくので、間違いがあればその都度指摘してほしい」ということを講師に伝えると、より円滑にレッスンが進みやすくなります。

例えば外国旅行や出張で、特定の教材やカリキュラムに縛られず、空港での手続き、ホテルのチェックインやチェックアウト、買い物など、さまざまな場面でどう言えば良いのか、こう言われたらなんと答えるのか、といったことを質問したり、役割を決めて実際に練習してみるといったこともフリートークレッスンでは可能です。

こうしたレッスンでも、あらかじめ質問する事柄や聞いてみたい単語、表現を一通り調べておくと、フリートークレッスンではその表現を使った実践練習に時間をたくさん割けますし、講師からのフィードバックをたくさんもらえます。

オンライン英会話のフリートークレッスンは非常に自由度が高いだけに、基本的な英会話を幅広くまんべんなく行うレッスンも楽しく行えますし、特定のテーマを決めてそれに沿った英語表現の能力向上にも大きな学習効果を期待することができます。

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