上級者のオンライン英会話

2017年1月13日

今回は、オンライン英会話の上級者向けのレッスン内容や活用法を取り上げます。

オンライン英会話でも上級レベルに入って良いのは、挨拶や自己紹介はもちろん、フリートークも容易にこなせるようになり、文化・流行から科学・医療、政治・経済まで、あらゆる分野の会話能力が身についてきた方だと思います。

特に上級者向けのレッスンに入って良い目安としては、さまざまな話題について、英文や相手の発言の内容を早く正確に把握できたり、それについて自分のまとまった考えを英語で伝えられるといった、幅広いテーマの会話にも慣れてきたという感覚だといえます。

こうした方であれば、初心者のような文法・語彙の基礎をまんべんなく固めることは既にできており、中級レベルの英文ニュースやディスカッションを通じて、英語の4技能もかなりの程度養成できていると思います。

その一方、上級者が意識すべきは、英語というものを、日常で役立てるものにする、仕事に役立てるようにする、旅行などに役立てるようにする、といった、各自の必要性や目的に応じて精度を高めていくことにあります。

また、一度身につけた英会話能力は、完全になくなるということは無いものの、使わないでいると段々と実力が低下していきます。やはり人間は必要の無いものから忘れていきますし、英会話も定期的に使うということを通じて、その英語レベルを維持する必要があります。

特に上級者の場合、特定の目的や必要性を感じてレッスンを受ける方もいれば、継続的なフリートークによって英会話能力の維持・向上に努める方もおられます。オンライン英会話では、こうしたさまざまな上級者のニーズに応じた、柔軟な学習が可能です。

また、一般的なオンライン英会話の場合、1対1のマンツーマンレッスンが主流です。ただ、「1対1なら話せるが、集団の会話では聞き分けられない」などの方は、後述通りグループレッスン対応のオンライン英会話を利用してみる価値があります。

オンライン英会話の上級レッスン

オンライン英会話における上級レッスンは、より具体的な場面でのロールプレイング、初見の英文を早く読んでスピーチを行うといった即興性の高いレッスン、文字情報だけでなく画像や動画を用いた多様な英語表現の向上、などが挙げられます。

もちろん、発音の見直しや単語力の強化など、特定の目的に沿ったレッスンも選べますし、フリートークや自分で用意した教材を使ったレッスンを希望できるオンライン英会話も多数あります。

このうちロールプレイングに関しては、外資系企業における採用面接(模擬面接)、コールセンターにおける顧客への電話対応、会社の英語資料を使ったプレゼンなど、とても具体的で実践的な場面から選ぶことができます。

もちろん、自分で状況を設定してレッスンをリクエストできるオンライン英会話も多く、日常英会話や旅行英会話においても、交通機関・銀行・役所など特定の場所を設定したり、観光旅行・留学・ホームステイなどを想定することもできます。

こうした高度なロールプレイングは、受講生がその場その場に応じたやり取り自体のシミュレーションを行い、それぞれのTPOに応じた便利な表現や、シチュエーションに応じた会話の引き出しを蓄積することができます。

また、スピーチ練習では、例えば初見の英文を速読し、自分の考えをまとめる時間が1分間与えられ、3分間のスピーチを行って講師からフィードバックをもらう、などの受講形態をとります。

スピーチ練習は、初めて見る英文から早く正確に内容を把握し、自分の頭のなかで英語で考えて英語で話すという、英語で思考して表現するプロセスの即興性が鍛えられるレッスンといえます。もちろん、初めて知った単語やフレーズも、どんどん自分のものにしていきます。

また、アーティクルディスカッションについては、中級者までのレッスンでも英字ニュース教材やディスカッション素材を使ったレッスンが提供されています。オンライン英会話のなかには、ネット上の海外メディアやWeb教材の使用もOKという場合も多く見られます。

これに加え上級者の場合、BBC、NHKWorld、YouTubeなどの動画に基づいたアーティクルディスカッションもおすすめです。これは、文字情報以外のメディアから英語を読み取り、その内容を理解して文字情報としての英語に置き換える能力の向上に最適です。

もちろん、動画やニュース映像を聞き取るだけでなく、聞き取れなかった表現を講師に質問したり、動画で取り上げたテーマについてディスカッションすることは、スピーキングとリスニングを同時に練習し、幅広い英語表現を取り入れていくレッスンにもなります。

上級者向けのオンライン英会話

上級者向けにレッスン内容の柔軟性が極めて高いといえるのは、DMM英会話、レアジョブ、ネイティブキャンプ、産経オンライン英会話です。豊富に用意されたオリジナル教材に基づくレッスンの使用は任意で、自分で用意した教材やレッスン内容を要望することができます。

これらのサービスは、Skypeのチャット機能を使ってファイルを共有することが可能です。Skypeを使わないネイティブキャンプの場合も、Googleドライブを使った共有によるレッスンを容認しています。

DMM英会話、レアジョブ、産経オンライン英会話では、毎日更新される英文ニュース記事をレベル別に提供しており、音読・速読・記事の内容に関する質疑応答やディスカッションなどに活用できます。

また、どのサービスでもディスカッションやロールプレイングの題材を豊富に用意しています。もちろん、自分で持ち込んだ教材をウェブ上で共有して、レッスン内容のカスタマイズをリクエストすることが可能です。

オンライン英会話において、オリジナル教材・推奨教材によらず、自分でレッスン内容や教材を要望する場合、フリートークレッスンを選ぶと対応してくれる場合が多く見られます。

DMM英会話やネイティブキャンプでは講師検索で「フリートーク」「ディスカッション」「ライティング」など入力して絞り込むことができます。また、どのサービスの場合も、講師の個別ページを確認し、自分が希望するレッスン内容が得意だったり、十分な対応ができそうな講師を選ぶと良いでしょう。

その一方、EFイングリッシュライブやベストティーチャーは、自社開発したオリジナル教材の使用が原則です。EFイングリッシュライブはグループレッスン中心、ベストティーチャーはライティングが必須のオンライン英会話です。

このうちEFイングリッシュライブは、ネイティブ講師が主導し、世界中の多国籍な受講生が参加するグループレッスンが中心のオンライン英会話です。「1対1では話せるのに、集団になると聞き分けられない」といった方におすすめできるサービスといえます。

ベストティーチャーは、講師の指導のもとで、特定のテーマによるライティングレッスンを予習と位置づけ、これに基づくレッスンが展開されるオンライン英会話です。スピーキングとライティングが連動されており、これらの技能を強化したい方におすすめできる専門型のサービスといえます。

上級者向けのオンライン英会話は、カスタマイズ性が非常に高く柔軟に対応できるサービスと、専門性が高く特定のレッスンに特化したサービスが向いているといえます。上級者なら学習の目的がはっきりしており、自分のニーズに合ったサービスを選ぶと良いでしょう。

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